ラオスで、ゲオバトゥ村、シヴィライ村、そして自宅横に作った文庫と、日本の方々のご支援を受け、3ヵ所で子ども図書館を作り、活動してきていますが、これまで続けてきて感じることは、図書館は、作ることよりも、継続していくことが難しい! ということです。
子どもたちが本を読んで、本が古くなったら、本を入れ替えたり、新しいタイトルから選書して入れていくことが、図書館を魅力的な場所にしておくためには必要です。それがラオスでは簡単なことではありません。
それは、ラオスでは、出版される本の数も少なく、質も決して高いとはいえず・・・いい本を図書館に供給し続けることが難しいからです。
特に、はじめて本を手に取る子どもたちにとって、絵本は欠かせません。ラオスで作られる絵本が向上していかなければ、図書館活動を継続することは難しい・・・そんなことを最近、ひしひしと感じはじめました。そこで、こんなことを考えました。
これまでも、日本からの絵本は入れてきていますが、もう一度、「どうしても子どもたちに届けたい絵本」「世界で子どもたちに愛され続けてきた絵本」のタイトルを選び、きちんとしたラオス語をつけて、図書館に、そろえる。
自分たちでも、絵本作りに取り組んでいく。(上記の、世界の絵本を参考にしながら・・・でも、ラオスならではの絵本を作りだしていくことを目指す)
これまで関わってきた図書館に、世界の……そしてラオスの絵本のタイトルを、もう一度選び直し、きちんとしたラオス語訳をつけてそろえていくことで、
いい絵本と子どもたちと出会ってもらいたい……と同時に、それを参考として、ラオスでもいい絵本作りを目指す人たちを育てたい……
大きなことを言えば、ラオスの他の図書館の見本となるような本のタイトルをそろえた、子ども図書館に作り上げていきたい・・・と、そんな夢を描き、今一度、取り組もうと思っているのです。
そのためには、やはり資金がいります。そこで、今回、クラウドファンディングによる、資金集めに挑戦しています。
どうぞ、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
どうぞ下記のページをご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/picturelibrary-laos
どうぞよろしくお願いいたします。
文責:安井清子(28)