「一露之会」の趣旨
- Noh-Guide system構築のためのデータ収集・開発・研究・実験・分析
- 能楽をはじめとする日本の文化芸術の世界への発信
- 日本の文化芸術の担い手の研鑽のための場を創出
主宰 中村一路
監修 佐野好則(30期)
編集 佐藤友理(55期)
制作 中村 勝(7期)
第1回 一露之会 - 曲目 「経政」
日時:6月24日(金) 開場13:30 開演14:00 終了予定16:30
場所 :オーディトリアム (ICU 旧D館)
曲目 :「経政」
プログラム
- Noh-Guide systemについて
- 能楽についての解説
- 能「 経政」の公演
- feedback(アンケート)への協力
- 質疑応答
出演者
シテ 中村一路
ワキ 野口能弘
笛 小野寺竜一
小鼓 住駒充彦
大鼓 安福光雄
後見 本田光洋・安達裕香
地頭 本田布由樹
地謡 本田芳樹・大塚龍一郎・中村勝(7期)・桑原朗(9期)・渡部和樹(早大)
ICUにおける能楽の公演目的
- systemの効率的なデータ収集・feedbackの収集
- ICUの学生に能楽をとおして日本の文化に慣れ親しんでもらう事
- system構築の第1段階として字幕の試験
「Noh-Guide system」について
concept design 中村一路
system design 中村啓之 (九州大学大学院システム情報科学研究院)
- 能楽をはじめとする日本の文化・芸術を広く楽しんでもらうための system
- 多言語・多曲目・日本語の理解度にあわせた解説で立体的なデータベースを構築し、個人に最適化された情報を自動で提供するsystem
- 簡単に情報を提供し、簡単にfeedbackを受け取る事ができる双方向のsystem
- 300人〜500人程度の小規模な催しで、どこでも手軽に運用できる system
■ データ収集と実験方法について
- 10回の実験と1回の公演を 1 seasonとする
- 実験は1曲の中の山場である「仕舞」部分を材料とする
- 奇数回は詞章を中心に、偶数回は型と謡を中心に 1 season・5曲のデータを収集する
- 1回の能楽の公演でsystem全体の検証と様々な機能の段階的な実装をめざす
■ 機能
- 字幕・earphone guide・パンフレット・チケット・座席指定・辞書機能・博物館機能
お願い
この度の実験は入場無料ですが、ICUの学生・教員以外の方へは先着100名自由席にて整理券を配布します。
また、実験の継続とシステムのバージョンアップのため一口5000円の協力金をお願いできればと存じます。
実験へ入場希望の方は整理券と協力金の振込用紙をお送りしますので
下記のアドレスへお名前とご住所をおしらせください
中村 勝(7期)
higo-nakamura@tea.odn.ne.jp
860-0046 熊本市横手3-13-14
Tell 096-352-7801
中村一路
oneroad@kni.biglobe.ne.jp
共催
ICUキリスト教文化研究所、ICUアジア文化研究所
協力
九州大学大学院システム情報科学研究院(情報知能工学部門 峯研究室)、早稲田金春会
文責:中村 勝(7期)