ICU同窓会では、社会的に活躍され、大学および同窓会の魅力・知名度を高めることに貢献した方々を、毎年「DAY (Distinguished Alumni of the Year)」として表彰しています。
10年目となる2015年のDAY賞受賞者は、下記5名の方々です。
表彰式は、2015年3月28日(土)開催予定の「桜祭り」にて行われます。また、秋に発行するアラムナイニュースに記事を掲載予定です。
安間 総介 様 (5期)
卒業後、NHKに入局し、優れたドキュメンタリー番組を数多く制作。世界で最も歴史が古く、権威ある「イタリア賞」を2度受賞したほか、「NHKの賞男」と呼ばれるほど世界の映像賞を数々受賞した。さらに、ハイビジョン映像のソフトの質の向上に努めつつ、人材育成をはじめ国際共同制作の促進など、その国際的な普及に貢献した。
袖井 孝子 様 (5期)
早くから高齢化社会の趨勢と問題点に注目し、軽視されがちであった高齢者の立場の強化に尽力した。数多くの政府審議会の座長や委員を務め、政策にも影響を与えた。お茶の水大学21世紀COEプログラム「誕生から死までの人間発達科学」の中のQuality of Death and Dying研究会を主宰し、「尊厳ある晩年と終末期」を提唱した。
大塚 信一 様 (6期)
元岩波書店社長。わが国の出版文化の発展に多大な貢献をするとともに、編集者・出版人として東アジアとの文化交流の礎を築いた。さらに、名プロデューサーとして、アカデミズムはもとより、文学・芸術をはじめ、現代日本の文化全般に刺激を与え続けた。
安江 明夫 様(13期)
日本における資料保存の先駆者として、図書館・アーカイブズ界でそのマネジメント概念の導入と普及に寄与した。また、アジア諸国の資料保存支援にも関与・協力。東日本大震災で被災した紙資料の復旧を支援する東京文書救援隊の代表者を務めた。
安井 清子 様(28期)
「ラオス山の子ども文庫基金」を設立し、難民キャンプで出会ったラオスの山岳少数民族であるモン族の子どもたちのための図書館を設立・運営。また、文字を持たないモン族の民話を書き起こして継承する活動を続けている。ラオス・モン族に関する著書が多数ある。
以上