出版『ポーランドに殉じた禅僧 梅田良忠』 梅原季哉著
平凡社(2014.4) 本体 1,800円+税
http://www.heibonsha.co.jp/book/b176592.html
内容紹介:
ヤルタ会談以前にソ連参戦の情報を入手した男がいた! 公使館員、特派員としても活躍した男はスパイなのか? ポーランドを愛し、生涯を捧げた一人の歴史家の、数奇な生涯。内容(「BOOK」データベースより)
テヘラン会談で、「ドイツが降伏した後、ソ連は対日参戦する」という機密を入手した日本人がいた。その男の名は、梅田良忠。ポーランド語をはじめとする外国語の達人である彼は、ある時は外交官として大物と渡り合い、またある時は特派員記者として戦地からリポートを送った。誰もが振り返るような美女を連れ、バイオリンを弾き、詩をものした男はなぜ日本人でありながら、ポーランド人として死ぬことを願ったのか―。第二次大戦下の欧州で、インテリジェンスの世界に身を投じた男の波乱に満ちた生涯。
文責:梅原季哉(31)