すべてのICU生を見守ってきた「本館」。この学び舎を守り、未来につなげていくための改修工事が行われています。
ICUの歴史・改修工事・本館ホームカミングについて3回に分けてご紹介!
第一弾は、改修工事中の本館内部をこっそりお見せします。
*第二弾:4月掲載予定
大学の中心的な授業棟である本館は、1944年に中島⾶⾏機三鷹研究所として建設されたのち、1953年に著名な建築家ウィリアム・メレル・ ヴォーリズ氏(1880~1964年)による全面改修を経て完成しました。
現在まで70年以上にわたり在学生、教職員、同窓生などから大切に使われてきましたが、長年の使用で建物・設備の随所に経年劣化が見られるため、外壁を改装した2003年以来、およそ20年ぶりに改修工事を行っています(工事予定期間:2024年4月1日~2025年3月31日)。
本館の伝統や歴史を残しつつ、耐震性を改善し、空調換気設備・電気設備等の更新を中心に工事を行い、学生たちが将来も学び続けられるよう環境を整備します。生まれ変わった本館は、これからも末永くICU生たちを見守ってくれることでしょう。次回は、本館ホームカミング(2025年秋予定)のご案内と改修後の本館をお届けします!
全体を大きな足場に囲われていますが、現在は少しずつ本館が見えてきました。
タブレット椅子や黒板のない教室。壁を取り払って、耐震工事を行っています。
一階エントランスの天井を見上げたことはありますか?実は綺麗なデザインが施されています。
キャンパスの設計に携わった米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ氏の意匠を残し、当時のデザインを活かします。
DOCOMOMO Japan 2020年度「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定される:
https://www.icu.ac.jp/news/202107011000.html
国際基督教大学
アドヴァンスメント・オフィス/パブリックリレーションズ・オフィス
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