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5/12~5/18 小川貴士・小杉卓・わたなべけい三人展のご案内

小川貴士(ID84)・小杉卓(ID13)・わたなべけい(ID83) 三人展 「見えないもの、見えるもの、見えているもの — Visible and Invisible—」

小川貴士(ID84・水彩画)、小杉卓(ID13・書)、わたなべけい(渡邉香弥子 ID83・版画)は、5月12日(日)から18日(土)まで 東京・銀座のうしお画廊で、三人展を開催します。

お互いの展示などを通じて知り合った3人は、それぞれの技法で「見えないもの」へのチャレンジを続けてきました。本展でも、それぞれが作品を通じて、現代人が日常生活の中で無意識に通り過ぎがちな「見える・見えない」ものを探っていきます。
三人展のひとり、ICUの元教員でもある水彩画の小川貴士は、イタリア滞在時代に経験したまばゆい光を作品に取り込もうとしてきました。光は色も形もなく目に見えないものですが、小川は、明るい景色の中にある光の存在感は彼にとって圧倒的なものだと言います。また、「希望」の比喩としての光を描き出すことも大きなテーマだとしています。 フランス滞在の経験もある小杉卓は、文字と絵の境界にあるイメージを自在に使って、目に見えない様々な概念を表そうとしている気鋭の書家です。小杉はオーボエ奏者でもあり、音楽の感性も筆先にほとばしるものがあります。わたなべけいは、オーストラリアを制作活動の中心として、長年「自分とは何か」を探り続けてきました。自身の来歴や人との繋がりを織物のように紡ぐ独自の版画表現を通じて、見ることのできない心の内面を描き出そうとしています。
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小川貴士(ID84)・小杉卓(ID13)・わたなべけい(ID83) 三人展 「見えないもの、見えるもの、見えているもの — Visible and Invisible—」 2024年5月12日(日)〜5月18日(土) 11:30-19:30(最終日は17:00まで) うしお画廊(銀座7-11-6 イソノビル 3F) 電話: 03-3571-1771 HP: www.ushiogaro.com
5月12日には15時からアーティストトークを予定しています。
誠に恐縮ですが、作家への祝花はご遠慮ください。
文:わたなべけい(ID83)