ICUとちぎ支部 支部長 黒澤 常道(9)
もうすぐ、4回目の「3.11」を迎えます。
この間、とちぎ支部会は、年一回の集まりを現代における「教養」の自主講座シリーズとして、「今、一番伝えたいこと」をテーマに取り上げ、次のとおり回を重ねて参りました。
①「非電化工房、自然エネルギーの取り組み」、②「田中正造映画祭」、③「放射能に向き合う母親と子供たち」。
そして、第4弾、今回のテーマは「農薬禍・いのち・農」です。
会場はICUともゆかりの深い「アジア学院」。
アジアからの青年留学生が、農薬や化学肥料、大型機械に頼らない自立できる農業を目指しています。
近年、農業に目覚める若者が増えているようです。特に女子は農学部志望が急増していると聞きます。
新たに農学部を創設する大学もあるそうですが、ICUにも創立時には農学部構想があったとのこと。広大な敷地を持つ「ICU那須キャンパス」はそのために用意されたものだそうです。野川公園も以前はICUの農場でした。
原発事故と放射能、そして農薬。今後、「いのち」は、「農」は、どうなって行くのでしょうか。
ゲストには、 元ICU教授で元アジア学院長の田坂興亜先生(有害化学物質の専門家)をお迎えし、「今、一番伝えたいこと」をお話しいただきます。
近県の方、栃木県には縁もゆかりもない方、初めて会う方、大歓迎。友人、知人もお誘いの上、「今、一番伝えたいこと」、みんなで語り合いましょう。
なお、当日はオカリナのミニコンサートも予定しています。どうぞお楽しみに。
1.日 時 2月28日(土) 13:30~17:00
2.会 場 アジア学院セミナーハウス 栃木県那須塩原市槻沢442-1
3.会 費 1,500円
4.出 欠 2月25日(水)までにご連絡ください。
5.連絡先 tochigi-chapter@icualumni.com
※鉄道をご利用の方 JR西那須野駅東口から約3㎞、タクシーで約5分。
文責:村上 民樹(22)