年一度の同窓会総会を兼ねた『桜祭り』が3月26日(日)午後2:30より大学礼拝堂にて行われました。当日はあいにく冷たい春の雨となり、開花を心待ちにして大きく膨らんだたくさんのサクラの蕾がキャンパスを訪れた同窓生の皆さんをお迎えしました。
『桜祭り』は、樋川勲さん(48期)指揮のICU OGC合唱団によるハレルヤコーラスとICU教会北中晶子先生(46期)の祈祷により開始され、テレビ東京アナウンサー狩野恵里さん(53期)の司会により進行が行われました。
当日はまず同窓会総会が開催され、初めに議長に森川園子さん(44期)、副議長に鎌田博光さん(27期)、書記に和田裕子さん(44期)を選出し、続いて以下の二議案の審議と報告が行われ承認されました。
・議案① 2016年度活動報告・2017年度活動予定 (説明者:木越会長)
・議案② 2016年度決算報告・2017年度予算案 (同:佐藤財務部担当副会長)
・報告 同窓会理事、評議員の交代(同:木越会長)
総会に引き続き行われたDAY賞表彰式では、初めに宮武DAY選考委員長より今年度受賞者3組4名の方々の受賞理由について報告があり、続いて当日ご出席いただけなかったカナダ在住の言語学者中島和子さん(3期:59年語学科卒)、南アフリカ在住のワイン醸造家みどり・シュローダーさん(10期:66年人文科学科卒)とハンス・ペーター・シュローダーさん(13期:69年社会科学科卒)のそれぞれICU生らしい?波乱万丈の、そしてそれぞれ『一つとあって、二つとない』人生を歩んでこられた受賞者コメントが司会の狩野恵理さんによって読み上げられました。続いて表彰式にご出席いただいたアジアラグビー協会会長徳増浩司さん(18期 74年教育学科卒)より、早稲田・慶應・明冶等の出身者が多い中日本ラグビー界において超マイナーなICU出身者が、2019年ラグビーワールドカップ日本大会の誘致に成功するまでのご苦労をユーモアを込めてお話しされました。
続いて11期生(67年卒)53名の皆様が参加され、卒業50周年記念式典が行われました。まず同窓会より木越会長の祝辞とともに記念品が11期生の皆様に贈られ、続いて11期生を代表して田畑洋子さんがスピーチをされました。
『桜祭り』の最後には大学から来賓を代表して北城理事長と日比谷学長にご挨拶を頂き、讃美歌『とらえたまえ、わが身を』を皆で唄い、北中先生の祈祷により閉会しました。なお、その後行われた懇親会では同窓生6名による二胡とピアノの「ラストエンペラー」などの曲が大学食堂で皆様を流麗にお迎えし、狩野恵里さんの明るく若々しい司会とともに懇親会を盛り上げました。
(櫻井淳二 28期)