今回は久しぶりの丸の内Style支部のイベントでした。テーマに取り上げた”ゲートキーパー”とは厚生労働省を始め各自治体でも提唱されている自殺防止の取り組みです。皆さんも、コロナ禍で暗い顔になったご友人もいらしたのではないでしょうか。企画者の菊池さんから会の趣旨説明と講師の紹介を頂いた後に、講師の森本さんからお話を伺いました。
- 開催日時:2022年7月30日(土)16:00から
- 開催場所:ZOOM利用によるオンライン
- タイトル:「ゲートキーパー? ”命の門番を知る”」
- 企画:菊池千春(ID80/24期)
- 講師:NPO法人ゲートキーパーTONARINO 理事長、公認心理師 森本美花様
菊池「コロナ禍の中、お仕事、プライベート共に大変な思いをされている方もおられるかと思います。学生も社会人も引きこもりに近い時間を過ごした後だけに、周りを眺めると、ご家族、仕事の同僚、その他の友人の皆さんなど、何だかいつもと感じが違うと、少し心配になったことがあったのではないでしょうか。そんなことを思い出しながら聞いてください。」
続いて、森本さんから、冒頭、自殺に関するクイズが出され、みんなで参加しました。高い正解率で、アンテナを張っている人たちが集まっていることを実感しました。その後、ゲートキーパーとはどの様な取り組みなのか、具体的事例を挙げて頂きながら、どの様な対応ができると良いのか、丁寧に解説頂きました。ゲートキーパーとは、身近な人の変化に気づき、声をかけ、話をきき、見守る「生きる人を支援する人」であること、誰でもできることをできる範囲ですればいいんだ、ということがよく伝わってきました。
菊池「参加者の理解も深まったのではないかと感じています。土曜日の16時ということで、参加しにくい方もおられたかも知れませんが、内容は非常に良かったと自負しております。機会があれば同じ内容で第二回目も企画を検討して参りたいと考えております。」
(ID80 菊池千春)