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The Weekly GIANTS支部会開催報告(2019.12.7)

ICU唯一にして40年以上の歴史を持つ学内新聞「The Weekly GIANTS」の第2回支部会が12月7日(土)、アラムナイハウス2階ラウンジで開かれた。創刊当時を知るID80世代からID22の現役学生まで、計18人が参加した。

支部会は立食形式で行われ、参加者たちは世代をまたいだ雑談に花を咲かせた。中でも、初代編集長の中嶋隆支部長(ID80)がWG創刊時のエピソードを明らかにすると、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。再開1回目のICU祭(1976年)の実行委員会から派生してWGが始まったことや、初代輪転機(当時の印刷機)の入手経路など、創刊メンバーしか知らない話に若い世代は聴き入った。現役学生からは「手書きで発行していたなんて信じられない」、「今以上に人手不足の時代があったことに驚いた」といった感想が聞かれた。

また、現役学生からは若者の新聞離れが進む今の時代だからこその悩みも。昨年春、創刊当初から続けてきた購読料の聴取をやめ、フリーペーパー化したことに伴う経営上の課題や、学外の読者も想定したオンライン版を運用する上での苦労に対し、同窓生たちはそれぞれアドバイスを送っていた。

会の最後には、新D館3階の部室に参加者一同で足を運んだ。保管されているバッグナンバーの中から、30年以上前に自身が発行した紙面を見つけ、当時を懐かしむ同窓生の姿もあった。

支部の結成から3年、中嶋支部長は「これからは、1年に1回はこうした会を開いていきたい」と話した。参加者たちは再会を約束し、会は閉じられた。

文:社畜のアルマジロ(ID18)
責:中嶋隆(ID80)